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ズッコケひかるの元気が出るブログ
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南端の人口200人、超過疎島、ランプの灯りで育った少年が、こともあろうに、TV界を目指し、活躍するTV少年物語他。
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BL 1625 貯木

2017/12/16 12:54

母親は、上品な女性で、何人かのお手伝いを雇い、家の中や庭など、きれいに作り上げていた。
なんでそのように、金があるのかと聞くと、学の祖父は次男ではあったが、長男を手伝い、その昔造園業をやっていたという。
貯木のため、原っぱだった土地をかなり持っていたので、兄貴に分けてもらったとのことだ。
その土地はあれよあれよという間に値上がりし、手がつけられないほどの大金が転がり込んできたという。







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BL 1624 百科事典

2017/12/16 12:44

家の中へ入ると、そこにはまた、青い眼をした、ペルシャ猫だとかなんとか言っていたが、これまた血統書付の高級な猫だというのが3匹ほど、母親が可愛がっていた。
家のなかの家具や調度品は見たこともない、皇族のお宅ではないかと思われるようなしつらえだ。
泊まっていくようにと勧められ、泊まった。そこには全く見たこともない、そのために作らせたのかと、思われるような本棚があり、そこには、とんでもない百科事典等が、びっしり収まっている。



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BL 1623 血統犬

2017/12/16 12:34

外国製のカマロだとかいう、わけのわからない外車を乗り回していた。
日本の車は、ドアを閉めたときの音が軽すぎる、といって、重厚なドアの音のする外車を次から次と乗り回していたのである。
親父を早くに亡くしており、母と2人の生活だ。
邸宅へ誘われていったが、屋敷の前には、外車を収納できる車庫があり、門の横には、鉄格子で囲った、立派な犬小屋だ。
ひかるの生活、犬以下だ。
この犬がまたデッカイ、3匹もおり、人間なぞひと噛みで殺しそうで、それこそ血統書付のいい犬だという。



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BL 1622 新婚生活をスタート

2017/12/16 12:24

悔しくても、侮辱されても、頭を下げ続けたが、結果的に、許してもらえなかった。
彼女が、親兄弟、親戚含め、すべて縁を切る、1緒になろうと言ってくれたときは、涙が止まらなかった。
ひかるは一生、彼女を路頭に迷わす事はすまい、と心に誓って、新婚生活をスタートさせた。
新婚当時、女房の友達を含め7、8人の仲間で、同年代とあってよく飲み食いをした。
その中に1人、独身の中山学がいた。
学はとんでもない男で、十数億もの資産を持ち、自由が丘の邸宅住まいだ。



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BL 1621 怒り

2017/12/16 12:14

ひかるも生まれて初めて他人さまに馬鹿にされ、コケにされる屈辱感は味わったことがない。
当時、沖縄生まれでパスポートを持っている。自分でも劣等感は感じていたが、それをもろに罵られると、人間の感情は火に油を注ぐようなものだ。
こんな人間、生きている価値がない・・ぶっ殺してしまえ!
それくらい憤りを感じた。
しかしふるさとで、今日もヘラで草取りに汗を流し、爪に火をともして生きる両親の事を考えると、息子が東京へ出て殺人を犯した、なんて白い目で周りから見られて生きるのは、あまりにも酷だ。



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BL 1620 地図にない島

2017/12/16 05:54

結婚の約束をし、相手の親のところへ挨拶に行くと、猛反対だ。
当時、沖縄は日本国ではない。米国統治下で、パスポートを持っており、ましてやひかるの生まれ育った島など、日本の地図には載っていない、
彼女の実家は、代々手広く商売をしており、嘘かまことかは分からないが、皇族にもつながる由緒ある家だと言っていた。
そんな家柄が、ひかるみたいな見た目も格好も、田舎者。ましてや、沖縄となると、反対するのは当然だ。
座布団を投げつけられ、しまいには、塩をまかれるありさまだ。







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BL 1619 着のみ着のまま

2017/12/16 05:44

ひかるの息子は34才、子会社、下請会社を使いこなしバリバリ働いている。
今の時代はどうだのこうだのと、親父に説教するくらいのバリバリ、毎日が充実しているようだ。
軽い男に言い聞かせる気などさらさらないが、つい経験した犬の糞物語を話してやった。
ひかるは高校卒業と同時に、周囲12キロ海抜12メータという、日本の南端の小さな島から、着のみ着のままで上京した。
昼間は必死で働き、夜学の後テレビ界へ就職した。
その時知り合った東京生まれの東京育ち、江戸っ子の彼女と出会うことができた。



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